初めての株式投資|細かな疑問解決編
株式投資を始めてみたいけど、いったい何から手を付ければいいんだ?変なことをしてお金を減らしたり、トラブルに巻き込まれるのも嫌だしなぁ・・・
こういった悩み・疑問を持っている人も多いのでは?また、そういった理由から株式投資を敬遠している人も多いでしょう。
私の場合ですが、初心者向けの雑誌を1年間位購読してから始めた(成人してから口座を開設することにしていたため)ので知識はいろいろありましたが、それでもはじめのうちは怖かったです。
やはり何でも実際にやってみるまでは未知の領域で、恐怖が大きくなってしまうんですよね。
そこで、本記事では初めて株式投資をやる、これからやろうと思っている人に向けて、初心者が持ちがちな細かな疑問についてお答えします。
株式投資とお金の話
株式投資はお金持ちがやるものというイメージがついていますが、そんなことはありません。10万円程度あれば売買できる株と言うのはたくさんあります。
また、投資信託と言う金融商品は、月々500円から積み立てできる証券会社もあるため、少しずつでも投資に取り組むことができます。
なので、もしまだ運用に自信がない、少しずつ慣れていきたいというのであれば個別株より投資信託のほうがいいでしょう。
くれぐれも、初心者なのに大きなお金で積極的に売買するのはガマンしてくださいね。退職金が入っていきなりそのお金すべて使って老後貧乏、といった事例もありますから。
証券会社は、自社のお金と顧客から預かったお金は別々に管理することが義務付けられているため、基本的には証券会社が倒産しても全額戻ってきます。
仮に全額戻すことができなかった場合でも、1,000万円までは保障されているため、資産を分散させる(複数の証券会社を使う)などの対応でお金を守ることが可能です。
証券会社がつぶれてもあなたのお金は守られるので、安心して投資してくださいね。
株式投資と聞くと、失敗して借金まで背負ったなんて話が思い浮かぶ人もいるのでは?
確かにやり方によっては借金してしまうこともありますが、自分でいくらでもコントロール可能です。
現物と言って、自分が出したお金以上の取引はできない、それ以上のマイナスにはならない取引をしていれば問題ありません。
また、たとえ投資している会社が倒産したとしても、自分がその借金分を肩代わりするといった必要はありません。
これを、有限責任と言います。なので、安心して投資することができるのです。
株式投資を始めるには、証券会社に口座を開設する必要があります。銀行口座と似たようなものです。
もしすでにネットバンクを持っているのであれば、その会社が証券の事業もやっていないか調べてみてください。
例えば楽天やSBIは証券も銀行もやっているので、同じ会社のところに口座を開設すれば何かと便利です。
また、現在特にそういったところを持っていないのであれば、大手のネット証券に口座を開設しておけばいいでしょう。大手としては、楽天証券やSBI証券、マネックス証券などがあります。
なお、証券会社には対面証券、例えば野村証券などがありますが何か事情がなければネット証券で問題ありません。
ネット証券であれば特に営業マンと話したりといったこともなく、自分の思ったような取引ができます。また、情報も充実しているので自分で勉強もできますよ。
株式の取引ですが、カレンダー通りです。平日のみ売買できます。
また、売り買いの注文は平日も休みも問わず何時でも出せますが、実際に売買できるのは9時-11時30分(前場)、12時30分-15時(後場)までです。
その他にPTSと言って、夜間に取引できる証券会社もありますが、売買の活発度は下がります。
株式投資を始める流れ
ここからは、株式投資をする流れについてご紹介します。
証券会社に口座を開設
株式投資をするにはまず証券会社に口座を開設する必要があります。
口座を開設する証券会社としては大手であればどこでもいいのですが、私の場合は楽天証券がメインです。
楽天証券は商品の取り扱いが豊富で、投資情報も充実しています。迷っているのであれば、おすすめですよ。
なお、口座の開設方法はそんなに難しいものではありません。ネットから手続できますし、時間もそんなにかかりません。
口座にお金を入れる
口座が開設できたら、あとはその口座に入金すれば取引が開始できます。
入金の方法は銀行振込と変わらないので、安心してくださいね。
また、入金する金額は自分で決めていいのですが、はじめからほぼ全財産を入れて始めたりはしないでください。
初めてであればまずどういった流れになるのか、やってみてどんな気持ちになるのか把握するために、10万円程度入れてちょこちょこ売買するのがいいでしょう。
それで慣れてきてから金額を大きくしていけばいいんですよ。
購入する銘柄の選択
購入する銘柄としては、正直なんでもいいでしょう。
というのも、上で書いたように初めは短期間にいろいろ売買して感覚をつかめばいいからです。
なので、入金した金額内で買えるものをいくつか売り買いしてみましょう。
なお、中には数円の株価がついている銘柄もありますが、そういった銘柄はおすすめできません。
そういったものをボロ株などと言いますが、基本的にあまり値動きがなく売買の経験を積むのには適していないからです。
注文の出し方
注文の出し方には、指値注文と成り行き注文があります。
指値注文は、○○円以下なら買うといった注文方法で、成り行きはいくらでもいいから買うといった注文方法です。
どちらの注文方法でもいいのですが、成り行き注文の場合は十分に流動性がないと思わぬ高値で購入してしまう可能性もあるので注意しましょう。
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