電気代の節約をするために押さえておきたいポイント
一人暮らしの光熱費は電気・水道・ガス代などを合わせて一万円が目安と言われています。
電気代だけなら3,000円以下に抑えたいところです。電気代の節約で一番初めに行いたいのがコンセントの待機電力を減らす事です。待機電力自体の消費電力はそれほどでもないんですが、年間で見ると無視できない金額になります。
使っていない家電のコンセントを抜くだけで年間数千円の節約になります。
家電選びも節約には重要
一人暮らしなら家電選びも重要です。例えば冷蔵庫、一人暮らしなら小さいサイズを選びたくなります。小さいサイズの方が消費電力も少なそうに感じますよね?
実は大きいサイズの方が省エネ効率も良く消費電力も少ないのです。最も消費電力が少ない製品が多いのは400Lサイズです。
とは言え一人暮らしには大きすぎるサイズかもしれません、部屋のサイズと相談して選びましょう。
そしてエアコンの温度設定も電気代の節約をする上で重要です。1℃の設定温度の違いで消費電力が10%も減少します。
ちなみに冷房時28℃、暖房時20℃が目安と言われています。
待機電力を抑えて電気代を節約!
冒頭でも紹介しましたが、電気代の節約でまず注目されるのが家電製品の待機電力です。
待機電力と言うのは使っていなくてもコンセントを差し込んでいるだけで消費される電力のことを言います。なので電気代を節約するなら、使わない家電のコンセントを抜こうとよく言われます。
ただ、毎回コンセントを抜き差しするのは正直面倒ですよね?そんな時に便利なのが節電タップという道具です。節電タップはスイッチのオン・オフでコンセントに流れる電気を切り替えることが出来ます。そのためスイッチ一つで、待機電力をカットできるのです。
コンセントの抜き差しが面倒な方にオススメの電気代節約グッズです。節電タップ自体はかなり前から存在する商品ですが、今は種類がかなり増えています。以前は4〜6個のコンセントに対し、一括して電源のオンオフをするタイプが主流でした。
今は個別にオンオフが出来、かつ一括でのオンオフが出来るタイプも増えています。さらにUSB電源を備えた節電タップや消費電力・料金が計測できるメーター付きの節電タップも登場しています。
USB端子を持つ家電は増えてきているのでUSB電源を備えた節電タップには注目したいですね。
契約アンペア数の見直しで電気代を節約!
毎月の電気代には、毎月の電力消費量に基づく金額だけでなく基本料金も含まれています。
この基本料金は契約アンペア数により異なるので、契約アンペア数を見直せば毎月の電気代を節約出来ます。契約アンペア数は低い方が基本料金も安くなるので、一人暮らしの方は電気代節約の為にも是非確認してみましょう。
契約アンペア数は10A〜60Aまでの7段階あります。10アンペア下げるだけで毎月の基本料金が200円ほど安くなります。現在の契約アンペア数は電力会社に問い合わせるか、毎月の明細で確認できます。
ただ、電気代の節約の為とは言えアンペア数を下げすぎるのは考え物です。ブレーカーが落ちやすくなり、生活に支障が出るかもしれませんからね。
アンペア数が高いのはエアコン、電子レンジ、掃除機、ドライヤーなどがあります。これらはどれも10〜15A消費するので、同時に使わなければ20Aでも大丈夫ですが30Aは欲しいかもしれません。
注意点はアンペア数の契約は1年契約だと言う点です。エアコンを使わない春・秋だけアンペア数を下げようということは出来ないので注意しましょう。
その他の契約変更
契約プランをナイトプランに変更するという方法もあります。ナイトプランは昼間の電気料金が割高になる変わりに、夜間の電気料金が半額以下になるプランです。
電力会社によって差はありますが、夜10時(11時)〜朝8時(7時)までの料金が7〜8割ほど安くなります。その代わり、それ以外の日中から夜までの時間が3〜4割高くなります。
ナイトプランは一人暮らし、夜型人間にはオススメの電気代節約方法です。
一人暮らしで朝から夜まで会社で過ごしている人などは契約プランを変えるだけで劇的に安く出来るかもしれません。ただ、基本料金が通常の契約より高いのというデメリットもあります。
元々、電気代が安い人が無理に変更しても、あまりメリットは得られないかもしれないので注意が必要です。
冷蔵庫の利用法を工夫して電気代を節約!
家庭にある家電の中で意外と電気代を食うのが冷蔵庫です。
電子レンジやエアコンも電気代が高いですが、冷蔵庫の場合は一年中つけっぱなしなので消費量が大きくなります。つまり冷蔵庫の電気代を節約出来れば、一年間の電気代を大幅に減らすことに繋がるんです。
冷蔵庫の電気代を節約するには利用法を工夫することが必要です。例えば冷蔵庫に入れる食材の量ですが、7割を目安に多くても8割です。
冷蔵庫に食材を詰め込み過ぎると冷気の流れが悪くなり、電力消費も増えてしまいます。逆に冷凍庫にはきっちり詰め込んだ方が冷凍効率がアップするので、電力消費を節約出来ます。
季節ごとに冷蔵庫の温度を調節するのも重要です。冷蔵庫内には温度調節が出来るボタンやスイッチがあります。これを夏場は強に、冬場は弱〜中に設定しましょう。夏場は強にしないと食材が痛みやすくなりますし、寒い冬場は設定を下げれば電力消費を節約出来ます。
冷蔵庫の開閉時間を短くするのも重要です。冷蔵庫を約10秒開いただけで、冷蔵庫内の温度が1度上昇します。
上がった温度を下げる為にまた電力を消費するので、冷蔵庫の開閉は素早く行いましょう。
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