ライフイベント表の作成方法・押さえておくべきポイント
人生設計をするに当たり、これからどういったイベントがあるのか明確にしておくことが大切です。
どういったことがこれから起きるのかあやふやなままでは、資金計画を立てるのも難しいですからね。
そこで今回は、ライフイベント表の作成の作成方法についてご紹介しますので、参考にしてみてください。
ライフイベント表の基礎
ライフイベント表ってどういったものかわかりますか?
見たほうが早いので、まずはライフイベント表のサンプルを紹介します。
これがライフイベント表です。時系列ごとに、自分の年齢だけでなく家族の年齢、また、その年ごとにどういったイベントがあるのかを書いていきます。
一覧表にすることによって資金計画が立てやすくなりますし、今後のイメージも付きやすくなります。
ライフイベント表をもとにライフプランを作成するため、しっかりとライフイベント表を作成することが大切です。
なお、このライフイベント表は自分で作成してもいいですが、日本FP協会ではライフイベント表のテンプレートを配布しているので、それを使ってみるのもいいでしょう。
ライフイベント表の作り方
ライフイベント表の作り方をご紹介します。
自己分析・家族と話し合い
ライフイベント表の作成は、まず、自己分析から始まります。また自分の考えだけでなく、家族と今後どのようなことがしたいのか、どこで生活したいのかなどを話し合い、ビジョンを明確にしましょう。
表の作成
ライフイベント表は手書きでも問題ありませんが、定期的に見直しなどが発生するため、できればエクセルなどパソコンでの管理をしたほうがいいでしょう。
表の上部に年齢
表の上部には西暦・家族の構成と年齢を時系列で記入します。
年齢の表記の方法は、年度(4月1日)を基準にする方法と、年末(12月31日)を基準にする方法があります。
どちらでも都合のいいほうを使用すればいいのですが、基本的には年末を基準にしたほうが後程作成するキャッシュフロー表との相性がいいです。
なお、家族構成については同居している家族だけではなく、離れている家族(自分のこと以外に、パートナーがいるばあはパートナーの家族についても考慮する)についても記入しておいたほうがいいでしょう。
そうすることによって、将来的に介護が必要になる時期などを把握することができます。
ライフイベントと金額を記入
いよいよライフイベントについて記入していきます。ライフイベントとしては、結婚であったり住宅の購入、自動車の買い替えのほかに旅行の計画や退職の時期などがあります。
これは家族と共有するものであり、今後のキャッシュフロー表作成などで重要な役割を果たすので、思いつく限り様々なことを書いてください。
また、そのイベントに必要なお金についても記入しましょう。金額は、インフレ率を考慮した将来価値ではなく、現時点での金額を書いてください。
具体的には、例えば今のインフレ率が2%で将来的にもっとお金が必要だとしても、今買える値段で記載するということです。
ライフイベントの参考例
上でさらっと書きましたが、考慮しておきたいライフイベントについて一覧でご紹介しますので参考にしてみてください。
- 住宅資金(マイホームの購入、リフォーム、引っ越し、老人ホームの利用など)
- 教育資金(子供の入学・卒業、仕送りなど)
- 自動車の購入・買い替え
- 結婚(自分、子供)
- 旅行などレジャー
- 仕事関連(就職、転職、独立・開業、退職など)
- 葬式
主なところでいえば、上記の通りです。どこまでライフイベントを想定するかは人それぞれですが、比較的大きな出費を伴うものから書いていくと漏れが少なくなりますし、仮に漏れてもダメージが少なくなります。
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