資産運用はいつから始めればいいの?
資産運用を始めてみたいと思っているんだけど、資産運用を始めるタイミングがよくわからず、いまだに踏み出せていないという人もいるのではないでしょうか?
資産運用は始めてみると簡単なんですけど、始めるまでが大変なんですよね。
特にお金がかかわることですし、準備せずに始めるのはNGと言えます。では、いったいどれくらい準備してから資産運用を始めればいいのか?という疑問がわいてくると思いますので、本記事ではその目安などについて紹介します。
資産運用の準備
資産運用を考えるタイミングは人それぞれだと思います。大学生のころから資産運用に興味を持つ人もいれば、社会人になって自分でお金の管理などをするようになってから考える人、老後のお金に不安がわいて考えるようになる人など。
基本的には資産運用に興味を持った段階で始めてもらいたいですね。なぜなら、資産の運用期間が長くなればなるほど複利の力が働きやすくなりますし、失敗したとしても挽回する期間が十分残されているからです。
例えば退職金で資産運用を始めた場合、失敗したら取り返しがつかなくなりますよね。普通は経験が浅いのに大金を投じないはずですが、資産運用に関しては、退職金が入っていきなり大きなお金で運用する人が多いものです。
資産運用のイロハ
資産運用はいくらからできるの?
そもそも資産運用はいくらからできるのか?という話ですが、ワンコインでできます。つまり500円です。
最近では金融商品の購入方法もバラエティーに富んでおり、毎月500円から投資信託を購入できるサービスも登場しています。
さすがに500円のロスも許されないくらい追い込んで生活している人は家計改善を先にしていかなければいけませんが、そうではないのなら少額から始めて行きましょう。
NISAの活用
ついでにNISAの説明も簡単にしておきます。
NISAは少額投資非課税制度とも言われているのですが、聞いたことはありますでしょうか?NISAは2014年から始まったもので、毎年100万円ずつ、5年間非課税枠が与えられるというものです。
勘違いしている方もいるようですが、100万円分の利益が非課税なのではなく、元金(100万円まで)で儲けたお金が非課税と言うことです。つまり、Aと言う株式を100万円分購入したとして、Aが順調に値上がりして1,000万円になった場合、その差額の900万円が非課税、つまり丸丸手に入るということです。
通常は、20%(+復興所得税)引かれるため、利益は720万円まで減少します。
NISAを使わなければ損だ!と言うつもりはありませんが、こういった有利な制度があるのなら、資産運用デビューとして利用したいところです。
また、証券会社各社はNISAでの国内株式の売買手数料を無料にしたり、利用することで2,000円分の投信をプレゼントするキャンペーンなども行っています。
本格的に資産運用を始める
資産運用を始めるタイミングとしては、「思い立ったが吉日」がキーワードになります。
勉強することも大切ですが、実践することによって得られるものも大きいためです。少額であっても金融商品を持てば価格の動きが気になりますし、経済にも興味が出てきます。
そういった状態になれば、いろいろ知識が吸収できるようになり、資産運用に対する理解も深まっていくでしょう。
ただ、勘違いしないでほしいのは、資産運用はあくまで人生設計を成功に導くための手段と言うことです。運用技術を高めてお金を稼ごうというのは、資産運用の考え方からは離れてしまう点に注意してください。
人生設計を立てるところから始める
人生設計(ライフプラン)を立てることによって、どれくらいのリスクを負っても問題ないのか?などがある程度わかります。
場合によっては、無理してお金の運用をしなくてもいいといったケースも出てくるでしょう。資産運用と言うと、お金を儲けた・損しただけに目が行きがちですが、人生設計の一部として感がなければ変な方向に走ってしまうことになるのです。
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