DINKs（ダブルインカムノーキッズ）ってどういう意味？

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DINKs（ダブルインカムノーキッズ）は「Double Income No Kids」の略称で、収入源が二つで子供を持たない夫婦のことを指します。

つまり、夫婦共働きで子供のいない世帯と言うことですね。

ちなみに、子供がいなくて共働きなら全員がこのカテゴリーに入るかと言えば、そうともいえません。

子供を授かる予定・計画を持っていたり、何らかの事情により授かることができない夫婦は通常このカテゴリーに含めないようです。

とは言ったものの、細かく定義づけされているわけではなく、人それぞれのざっくりとした認識で使われる言葉ではありますね。

また仕事についても厳密な定義はありませんが、DINKs（ダブルインカムノーキッズ）というと二人とも正社員として働いているというイメージがあります。

DINKs（ダブルインカムノーキッズ）の世帯は、比較的お金に余裕のあることが多いです。

というのも世帯で見た場合収入源が二つあるため高収入で、子供もいないので大きな出費が出にくいというのがあります。

また、二人で生活しているから生活費が二倍になるというわけではなく、家賃であったり光熱費などの面からも、世帯収入に対して支出を抑えやすいといった特徴もあります。

DINKs（ダブルインカムノーキッズ）であれば余裕のある生活、そうはいかなくてもぎりぎりの生活になることは少ないでしょう。

ですが、その余裕が仇となって窮地に陥る、といったことも考えられます。というのも、DINKs（ダブルインカムノーキッズ）の場合、家計に関してお互い話すことが少ない（ことが多い）からです。

お互い稼いでいるわけですがら、それぞれでお金の管理をしていることが多く、そういった状況（家計について話してない）になりやすいんですよね。

もちろんお互いそのまま何事もなく稼ぎ続けられればいいですが、リストラや転職、病気などがあった場合対処しきれなくなってしまいます。

生活レベルを落とす、というのは非常に難しいです。たとえば、洋式トイレが主流になった昨今、和式、さらにはいわゆるぼっとん便所に戻せと言われても難しいですよね？

そのように、普段買っている食材にしてもレベルを少しでも落とす、というのは抵抗感があります。

なので、そういった状態で不測の事態が起きたり老後が来れば、いくらDINKs（ダブルインカムノーキッズ）世帯であっても困窮することがあると言うことは知っておいた方がいいでしょう。

DINKs（ダブルインカムノーキッズ）世帯であればセミリタイア（アーリーリタイア）を達成しやすいかといえば、達成しやすいでしょう。

上でも紹介したとおり、収益源が2つなので入ってくるお金は多く、支出を抑えればお金の貯まるスピードは速くなります。

ただ、DINKs（ダブルインカムノーキッズ）世帯だからセミリタイア（アーリーリタイア）できるかといえば、そうとも言えません。

あなたがセミリタイア（アーリーリタイア）したいからといって、相手もそうとは限りません。

ビジョンが共有され、一緒にセミリタイア（アーリーリタイア）を目指す、自分はしないけどあなたはしても良い、といった合意が必要になります。

また、資産を二人合算するのかそれぞれ別会計にするのか、など金銭面で折り合いをつけることも必要です。

そういった面で、一人でセミリタイア（アーリーリタイア）を目指すよりも金銭面以外での調整が難しいと言えるでしょう。