人生の3大支出を把握しておこう
これから先の人生で、いったいどれくらいのお金を使っていくのかわかりますか?
ここでは、人生の中でその割合が大きいと言われている人生の3大支出についてご紹介します。
これから先、どういった目的でどれだけのお金が必要になるのか明確にしておきましょう。
3大支出って何?
3大支出とは「教育資金」「住宅資金」「老後の資金」のことです。
その人によって必要か必要でないかは変わってきますが、現状では上記のものを3大支出と呼んでいます。では早速、それぞれの支出について詳しく見ていきましょう。
教育資金
文部科学省が行った『平成24年度子供の学習費調査』によりますと、幼稚園(3才)から高校まで公立の場合で約500万円、すべて私立の場合で1,677万円と言われています。
また、日本学生支援機構が行った『平成24年度学生生活調査』によりますと、大学の場合は国立で700万円前後、私立で1,300万円強が必要と言うデータが出ています。
なので、一番お金がかからないコースでも約1,200万円、オール私立でお金がかかるコースであれば2,300万円強もかかるんですよ。
もちろんこれは学費だけであり、そのほか生活費などを含めればさらに膨らみますし、進学する学部などによってもその金額は変わってきます。
子供がいる家庭では、将来的にこれだけのお金が必要になってくるので、しっかりと準備しておくようにしましょう。
住宅資金
住宅ですが、マンションの場合で平均購入価格が3,700万円、住宅ローンを含めると4,500万円(フラット35)程になると言われています。
もちろんこのほかに共益費が必要になることもありますし、修繕積立費も必要になるはずなので、必要なお金はさらに増えていくんですよ。住む場所も、郊外なのか都内なのかで大きく変わってきます。
また、賃貸住まいの場合も相応のお金がかかりますし、一戸建てだとしても住んでいくうちに修繕しなければいけない場所やリフォームの必要も出てくるので、住宅資金についてはしっかりと把握しておいたほうがいいでしょう。
老後の資金
老後の資金については年金がありますが、これから先年金がもらえるかもわからない状況です。仮にもらえたとしても、現在の水準から下がるのは確実と言っていいでしょう。
そのため、余裕のある老後を送るためには余裕資金をためておく必要があります。なので、今のうちに老後のシミュレーションを立てておくようにしましょう。
簡単な計算式としては、老後の年数×生活費となりますが、それぞれのライフステージに合わせて必要なお金、例えば老人ホームの入居費なども計算に入れておく必要があります。
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